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和紅茶とりんごのペアリング|コンビニのカットりんごで楽しむアップルティー気分

和紅茶とりんごのペアリング|コンビニのカットりんごで楽しむアップルティー気分

今月のお茶は、「和紅茶」。和香園の和紅茶は、紅茶向きの品種として有名な紅富貴(べにふうき)を使用しています。

紅富貴(べにふうき)は紅茶づくりに向いた品種で、国産の和紅茶ならではの、優しい香りと穏やかな渋み、甘さも感じる丸みのある味わいです。

また、実は和香園は70数年前、戦後に創業者が緑茶ではなく紅茶の栽培から始めたのがルーツ。そこから大切に作り続けてきた、和香園の原点とも言えるお茶です。

そんな和紅茶に合わせるのは、コンビニに並ぶカットりんご。口の中で、フレッシュなアップルティーが完成するようなイメージのペアリングをご紹介します。

紅茶は、摘んだ茶葉の成分を酸化させてつくるお茶で、ポリフェノールを豊富に含みます。

りんごにもポリフェノールが含まれ、切ると茶色くなるのも、その成分の酸化です。意外なところで、仕組みの近い者同士の組み合わせです。


おすすめの食べ方は、まずりんごを一口。シャリッとした歯ざわりとともに、果汁の甘みと、さわやかな酸味が口に広がります。
口からりんごがなくなる頃に和紅茶を含むと、和紅茶の優しくも華やかな香りがすっと立ち上がります。


そして飲み込んだ後は、りんごの優しい甘みと、和紅茶の甘みが重なります。海外の紅茶だと、りんごの甘みや酸味が加わることで紅茶の渋みを感じやすくなってしまいますが、渋みの穏やかな和紅茶ならではの、互いの香りを引き立て合う関係です。


今回はコンビニで買えるカットりんごをご紹介しましたが、りんごを丸ごと買ってきて合わせるのももちろんおすすめ。りんごの品種ごとに、和紅茶との相性を確かめるのも楽しみの一つになるかもしれません。

一杯の紅茶を添えるだけで、何気ない秋の午後がぐっと丁寧な時間になります。寒くなってきたこの時期に、ぜひお試しください。


料理人・丸山 千里


鹿児島県出身。学生時代の農家さんとの出会いを原点に、料理人を志す。飲食店での修行、食のクリエイティブプロダクション所属を経て独立。日本の食材の新たな魅力を引き出すことを得意とし、関東を拠点に日本全国を訪れながら、商品開発・飲食店のメニュー開発、POPUPレストランを行う。CHEF-1グランプリ2023 準優勝、RED U-35 2025 準グランプリ・GOLD EGG。


https://www.instagram.com/maru.ch_/

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