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香ばしさが重なる夏の一杯。あらびき玄米茶ととうもろこしの新しい楽しみ方

香ばしさが重なる夏の一杯。あらびき玄米茶ととうもろこしの新しい楽しみ方



前回は、和香園独自の製法で仕立てた「あらびき茶」と、なめらかプリン×塩の組み合わせをご紹介しました。今回は同じあらびき製法による「あらびき玄米茶」を使ったペアリングです。

茶葉を丸ごと挽き込んだあらびき茶に、国産の厳選玄米を粉末にしブレンドした最高品質の「あらびき玄米茶」。最初は玄米の香ばしさ、その後、奥の方からあらびき茶の風味が追いかけてくる絶妙なバランスです。前回のあらびき茶と同じく、お湯や冷たい水に粉末を混ぜるだけで気軽に楽しめるのもポイント。今回は、推奨されているよりも少し濃いめに、2gのあらびき玄米茶を100mlの水で溶かし、氷を浮かべて冷たく仕立てました。

合わせるのは、今が旬のとうもろこし。そこに甘い九州醤油をひとさじかけていただきます。

合わせてみると、とうもろこしの甘さと醤油のうま味に、玄米の香ばしい香りが重なり、まるで焼きとうもろこしを思わせるような味わいに仕上がります。一番茶の葉を丸ごと使っていることによるコクのある後味が醤油の塩気・うま味と響き合い、冷たいお茶ですっきりしていながら、満足感も感じられるペアリングです。

とうもろこしは、旬の生のものを茹でるのももちろんおすすめですし、コンビニで手軽に購入できる真空パックのものでも楽しめます。

前回のプリン×塩は、乳脂肪のコクとうま味の相乗効果を味わう組み合わせでした。今回は、とうもろこしの素材の甘さと醤油のうま味を、お茶のうま味と玄米の香りが引き立たせる構成。同じあらびき茶のシリーズでも、ブレンドする素材によってまったく違う合わせ方が生まれるのが面白いところです。

暑い今の季節にぴったりのペアリング。ぜひお試しください!


料理人・丸山 千里
鹿児島県出身。学生時代の農家さんとの出会いを原点に、料理人を志す。飲食店での修行、食のクリエイティブプロダクション所属を経て独立。日本の食材の新たな魅力を引き出すことを得意とし、関東を拠点に日本全国を訪れながら、商品開発・飲食店のメニュー開発、POPUPレストランを行う。CHEF-1グランプリ2023 準優勝、RED U-35 2025 準グランプリ・GOLD EGG。
https://www.instagram.com/maru.ch_/